ASEAN=東南アジア諸国連合に日本・中国・韓国を加えた首脳会議がマレーシアで開かれ、中国の李強首相は「トランプ関税」を念頭に「経済の不安定性が高まっている」として各国に協力を呼びかけました。
ASEAN諸国と日中韓3か国による首脳会議には、中国の李強首相や韓国の李在明大統領のほか、日本からは高市総理に代わって茂木外務大臣が出席しました。
中国 李強首相
「高関税による混乱などの影響により東アジア経済が困難な課題に直面し、また、発展の不確実性や不安定性が明らかに高まっていると強く感じています」
李強首相は冒頭演説で、アメリカの名指しは避けつつも、トランプ政権による関税政策を念頭に懸念を表明し、ASEAN諸国との協力によってアジア経済の発展に取り組む姿勢を強調しました。
一方、茂木大臣は「ASEANにも資する未来志向の協力を進めていけるよう中国・韓国と緊密に連携していく」との考えを示しました。
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