ロシアで起きた銃乱射テロ事件について、ロシアの治安機関のトップはイスラム過激派の犯行の背後に、アメリカやイギリスがいると主張しました。
事件については、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出していますが、ロシアのFSB=連邦保安局の長官はメディアのインタビューで、「イスラム過激派が準備し、西側の情報機関が促した。ウクライナの情報機関は直接関与したと考えている」と発言。
記者から「背後にアメリカとイギリスがいるのか」と問われ、「そう考えている」と答えました。
具体的な根拠は示していません。
一方、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問はSNSで関与を否定するとともに、「プーチンは嘘をついている。FSBなどによって嘘が広められた」として、ロシアの主張に強く反発しています。
事件をめぐり、これまでに139人の死亡が確認され、実行犯とされる4人を含む8人が逮捕されています。

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