アカデミー賞授賞式で宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメ映画賞を受賞しました。宮崎監督は、これが3度目の受賞となります。

日本時間の午前8時からロサンゼルス・ハリウッドで始まった第96回アカデミー賞授賞式。先ほど、長編アニメ映画賞の受賞作品が発表され、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が受賞しました。

宮崎監督の作品がアカデミー賞を受賞するのは、2003年の「千と千尋の神隠し」以来2度目。自身は2014年に名誉賞を受賞していて、3度のアカデミー賞受賞は、黒澤明監督と並び、日本人最多となります。

スタジオジブリ 中島清文副社長(鈴木敏夫プロデューサーのコメントとして)
「世界中の多くの皆さんに見ていただけたこと、評価をいただけたことをとても嬉しく思う。これからも精進して参ります」

一方、役所広司さん主演の「PERFECT DAYS」は国際長編映画賞を惜しくも逃しました。

また、つい先ほど、視覚効果賞が発表され、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が日本作品で初めてとなる視覚効果賞を受賞しました。

※宮崎駿監督(「崎」=旧字体の「たつさき」)