イギリスのウィリアム皇太子の妻・キャサリン妃の写真が「母の日」にあわせて公開されました。王室が写真を公開したのは、キャサリン妃が1月に腹部の手術を受けて以降、初めてです。

イギリスで「母の日」とされる10日、イギリス王室はSNSでキャサリン妃の写真を手術後、初めて公開しました。

ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子、3人の子どもたちとともに笑顔で写真に収まっていて、イギリスメディアによると、今月初旬、ウィリアム皇太子が撮影したということです。

キャサリン妃は1月にロンドン市内の病院で腹部の手術を受けたあと、療養を続けていて、写真には「この2か月間、温かいお気持ちと変わらぬご支援をありがとうございます」「皆様にとって幸せな母の日となりますように」とのキャサリン妃のメッセージが添えられています。

王室は病名を明らかにしていませんが、術後の経過は順調で、公務の再開は3月末のキリスト教の祝祭「イースター」以降になる見通しだとしています。

ただ、公開した写真をめぐっては、一部のメディアが「加工された可能性がある」などとして、掲載を中止しました。

イギリスメディアによりますと、そのうちの一つのAP通信は「シャーロット王女の左手にずれている部分がみられる」と指摘したということです。

こうした指摘について、イギリス王室は今のところコメントしていません。

ウィリアム皇太子一家の写真をめぐっては、これまでにもSNS上で「画像修正の失敗」の指摘が相次ぎ、話題となったことがありました。