アメリカと中国の貿易交渉をめぐり、ベッセント財務長官は次回の閣僚協議を11月上旬にドイツで開催する予定だと明らかにしました。

アメリカと中国はスペインで行われた貿易問題をめぐる閣僚協議で、中国発の動画アプリ「TikTok」のアメリカ事業の売却では“枠組み合意”しました。

アメリカメディアは、買い手企業としてIT大手の「オラクル」などが浮上していると伝えています。

アメリカ トランプ大統領
「買収を検討している大企業グループを近く発表する」

一方、TikTok以外の問題では両国の隔たりはなお大きいとみられ、ベッセント財務長官は16日、11月上旬にドイツのフランクフルトで再び中国との閣僚協議を行うと明らかにしました。

アメリカと中国は11月10日まで互いに一部の関税措置を停止していますが、その前に協議を行うことで妥協点を探るものとみられます。