イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザの最大都市ガザ市で「地上作戦を始めた」と発表しました。

イスラエル軍は16日、「ガザでの戦争の目的を達成するため」として、北部ガザ市での地上作戦を始めたと発表しました。

ガザ市について「危険な戦闘地域になる」などと一方的に通告し、住民に対しガザ南部に退避するよう呼びかけています。

これに先立ち、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、軍が15日の夕方にガザ市への空爆を強化し、戦車が市内へと進入したと伝えていました。

地上作戦開始を受け、EU=ヨーロッパ連合の執行機関EU委員会は、イスラエルとの貿易協定の一部を停止する案を検討していると明らかにしました。