韓国の情報機関は、北朝鮮が去年から韓国の半導体製造装置メーカーにサイバー攻撃を集中させているとの分析を公表しました。
韓国の情報機関「国家情報院」は4日、北朝鮮が去年の下半期以降、韓国の半導体製造装置メーカーにサイバー攻撃を集中させていることが確認されたと発表しました。実際にサーバーがハッキングされ、製品の設計図や写真を盗まれた会社もあったということです。
国家情報院は、北朝鮮が衛星やミサイルなどの開発によって半導体の需要が増え、自前で半導体を生産する準備に乗り出した可能性があるとみています。
国家情報院は、被害を受けた会社のセキュリティ対策を支援したほか、韓国国内の半導体製造装置メーカーに情報提供し、注意を呼びかけています。

ロシア反体制派指導者ナワリヌイ氏の死因は「毒殺」 妻が主張 検体をロシア国外で検査