きのうの北京市内。高速鉄道の駅の駐車場で走ったり、ストレッチしたりしているのは、女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」と24日に対戦する北朝鮮代表チームです。積もった雪に触れていた選手に声をかけてみると。
北朝鮮代表メンバー
「(Q.勝つ自信はありますか)当然です」
50人近いメンバーはバスに乗り込み、空港へと向かいました。
なぜ、彼女たちは北京に現れたのか。当初、試合は北朝鮮の首都・平壌で行われる予定でしたが、条件が整わないとの理由で急遽、中東サウジアラビアでの開催になったのです。これについて選手は。
北朝鮮代表メンバー
「(Q.場所の変更をどう思いますか)関係ないです」
パスポートを提出後、搭乗手続きまでの間にはトランプで遊ぶなどリラックスした様子も。これは3と6と9がつく数の時には、声を出さず手をたたくゲーム。韓国の若者の間でも一時期、流行ったものです。
感染対策のためか、選手たちは全員マスク姿。長時間のフライトに備え、枕を手に昨夜、出発しました。
パリオリンピックへの出場権をかけたなでしこジャパンと北朝鮮チームの試合は、24日にサウジアラビアで、28日には東京・国立競技場で行われます。

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