裁判は午前10時半に開廷。
坊主頭に黒のスーツ、白のワイシャツを着た被告はゆっくりとした足取りで入廷し、ややうつむいた姿勢で証言台に立ちました。

裁判長「名前は何といいますか」
被告「・・・・・」
裁判長「生年月日はいつですか?」
被告「・・・・・」
何も答えない被告。

裁判長の問いかけに終始無言を貫きました。
検察官は「夫婦2人を刃物で刺して殺害し、殺意を持って次女をナタで叩きつけてケガをさせ住宅を全焼させた」などと起訴状を朗読。
終始下を向いていた被告に対し裁判長は…

裁判長「その通りですか? 間違っていることはありますか? 何か言いたいことはありますか?」
およそ10秒の沈黙。







