美緒さん:
私にとっての平和とは、みんなが互いに仲間だという意識を持ち、同じ瞬間に気持ちを一つにすることです。国歌が流れると、私は日本人としての仲間意識や誇りで胸が熱くなります。世界中の人たちが同じ瞬間にそんな気持ちを共有できれば、世界は平和になるのではないでしょうか。そこで私は、世界を平和にするアイディアとして「地球歌」の作成を提案します。独裁者と呼ばれるあのリーダーにも、今まさに戦争をしているあの国のリーダーにも、地球歌を歌っていただき、その瞬間を世界中で分かち合いたいのです。いつか世界規模の行事で「地球歌斉唱」が行われ、世界の人達がひとつになる日を、私は実現したいです。

世界に向け、堂々と自分の言葉で平和を訴えた美緒さん。

等身大のアイデアは、審査員にも響いたようです。

審査員 教育系ユーチューバー 葉一さん:
38年生きてきて「地球歌」というワードが自分の中で思いついたことが一度もなかった。それをその年齢で思いついたこと、そしてこの場で発表されたことというのは、私にとってはすごく衝撃で、ぜひ見てみたいんですよね、それを。

最優秀の3人には選ばれなかったものの、ピースフル賞を受賞しました。

山梨学院中3年 古屋美緒さん:
練習の成果発揮できたと思うし、伝えられたかなと思います。平和を叶えるには1人ではできないと思うので、ここで出会った人とか世界中の人たちと繋がって、世界を平和にできるように頑張ります。