14人が死亡し、約6300人が被害にあったオウム真理教による地下鉄サリン事件から3月20日で30年です。

地下鉄サリン事件の2日後の22日には、山梨県の旧上九一色村にあった教団施設に強制捜査が入りました。

当時の山梨の人たちがどのようにオウム真理教と対峙していったのか、貴重な証言や資料とともにその深層を探っていきたいと思います。

今回は当時、山梨県警科学捜査研究所の職員。
突如、猛毒ガス・サリンの製造工場で危険と隣合わせの捜査をすることになりました。

1995年3月。山梨県警 科学捜査研究所の職員だった竹川健一さん。

竹川健一さん(山梨県警 科学捜査研究所 元職員)

竹川健一さん(山梨県警 科学捜査研究所 元職員):
「職場に行ったら上司から『上九に行け』と、『何をするんですか』と聞いたら『わからん』と」