一番の仕事はおよそ20人の入所者に癒やしを届けることです。

「ありがとう。よく来てくれたじゃないの」
「うんうん大人しい犬だね」

利用者は:
「懐かしいって思った。何十年ぶりかに触った」
「癒やされる。大きいワンちゃんも抱っこしたいです」

入所者の平均年齢は86歳。全員が認知症で1日のほとんどを寝て過ごす人もいるため、セラピードッグを迎えることで日中に起きて活動し社会性の向上につなげることも期待されています。

施設の職員は:
「表情がパッと明るくなって普段寝ているような方も言葉が出てきたりして想像以上に利用者が明るくなったなって思う」

セラピードッグの普及には課題もあります。