日々の生活の中で、無性に食べたくなる店の味があります。
山口県萩市から全国に発信・展開する「維新のまちのソウルフード」、うどんの「どんどん」もまさにそんな味。人気の全国ネット番組にも取り上げられ、話題になっています。
山口県民なら知らない人はいない、そんなお店をテレビ山口のベテランアナウンサーがリポートしました。(2019年取材 値段や肩書きは当時のものです)
横溝洋一郎アナウンサー
「かつての毛利36万石の城下町、萩にやってきました。毛利輝元から敬親まで、実に260年の永きにわたって長州藩、萩藩、今の山口県の政治の中心を担ってきたまちです。そこはかとなく歴史の重みを感じさせますね。さて、萩といえば目の前は日本海ですからおいしいものはたくさんありますよね。
イカ、サザエ、加工品のかまぼこ、甘鯛…。今回訪ねる昭和の食堂は、萩市民のみならず、山口県民のソウルフードともいわれているあるものを提供する店です。
もう、おわかりですよね、そう、うどんの「どんどん」です。
この店が1号店、1971年のオープンです。さっそく中に入ってみましょう!
まだ、モーニング大丈夫ですね?じゃ、肉うどんとわかめむすびをお願いします。
迷ったら、肉うどんとわかめむすびに限りますね。
隣のお客さんと二三ことばを交わしているうちに…もう来ました!
さっそくおだしから…うまい!麺が、太すぎず、細すぎず、硬すぎず、軟らかすぎず。のどごしがいい!実にうまくできてますね!」
ひと月に、2~3回無性に食べたくなる「どんどん」の定番メニューを堪能しました。
利尻こんぶをベースにしたちょっと甘めのだしともちもちの麺は、いつも変わらぬおいしさです。むすびにまぶしてある「わかめ」は、はがれにくい特注品だそうです。