山口市の願成就温泉センターで、基準値の5倍にあたるレジオネラ属菌が検出され、9日から温泉の営業を休止しています。
山口市阿東総合支所によりますと、願成就温泉センターの定期の水質検査で、女性の内湯から基準値の5倍にあたるレジオネラ属菌が検出されたと、9日検査機関から連絡がありました。これを受けて市は、9日夕方から温泉の営業を休止しています。これまでに利用者が体調不良を訴えるなどの報告はないとしています。

検査は年に2回行われ、週に1度すべての湯を抜いて浴槽や配管の清掃をしていたと言うことです。市では再度、清掃や洗浄を行うほか、除菌対策を強化して検査を行った上で今月中には再開の見通しを明らかにしたいとしています。