なぜ“半グレ組織”と縁を絶てなかったのか
男は公判の中で「手を出されるのが怖かった」「もう逃げられないと思った」と話し、半グレ組織に監禁され暴行を受けた過去が明らかになりました。
1回目の監禁。男は親指用の手錠をされ、鉄球の入った凶器で全身を殴られるなどの暴行を約20時間にわたって受けました。2回目は親指用の手錠をされ、裸で顔に袋を数枚かぶせられた状態で、風呂場に1~2時間ほど監禁されたということです。男はすきを見てベランダから屋上へ上り、配管を伝って逃げ出しました。2回目の監禁のあとは「友人も捕まったので助けて欲しい」と警察に通報しましたが、報復をおそれ、組織のことは詳しくは話さなかったということです。