2014年、山口県周南市でトラックと軽乗用車が正面衝突する事故がありました。この事故で、軽乗用車を運転していた20代の看護師が亡くなりました。大切な家族を失い、今も癒えない悲しみを抱える遺族。一方で、12年の年月を経て、同じ苦しさを抱える人たちに向けたまなざしには優しさを宿していました。
防府市に住む木村緑さん(62)。12年前、長女の円香さん(当時25)を交通事故で失いました。

木村緑さん
「最近は帰ってきたとき、ただいまって言ってお線香をつけて、自分の部屋にも香をたくんです。お線香はごはんなんだって、香りしか嗅ぐことができないからね」













