アメリカ・ジョージア州ゲインズビルにこんな条例があるんです・・・

「チキンを食べるときは必ず手で食べなければならない」

この条例は1961年に可決されたもので、ゲインズビルは養鶏業が盛んなので、まちを宣伝する手段としてユニークな条例を定めたということです。なぜ”手”なのか、はっきりとした理由は分かりませんが、実は!2009年に、フォークを使って食べた女性がこの条例で逮捕されたという情報を入手しました。
ただ!調べてみると、この一件は女性の91歳の誕生日を祝うまちぐるみのサプライズだったようで、その場で市長に許されています。実質の逮捕ではなさそうでした。

最後に豆知識を1つ紹介します。
みなさん、クリスマスの定番映画、「ホームアローン」をご存じでしょうか。

1991年公開のアメリカ映画で、クリスマス休暇中にたまたま家族に置き去りにされた8歳の少年が、強盗から家を守るためにあの手この手で戦う大ヒットコメディ映画です。今回は、泥棒だけでなく親も逮捕されていたかもしれない、という話です。
映画の舞台となったシカゴは、イリノイ州の都市です。イリノイ州では、条件付きですが、14歳未満の未成年者を自宅などに放置した場合、虐待とみなす旨の法律があります。

初代の映画では、故意で留守番をさせた訳ではありませんでしたが、親が、置き去りにしていると認識したまま旅行を楽しんでいたら、逮捕の可能性もあったかも。
例えばバージニア州では、年齢や時間が細かく定められています。子どもが9~10歳であれば、留守番をさせられるのは日中か夕方の1時間半だけです。

このように映画の舞台、アメリカでは、子どもに留守番をさせないという暗黙のルールもあり、近隣住民から通報されてしまうケースもあるので、日本人とは少し違う意味でもドキドキしながらこの映画を見ていたかもしれません。日本には、留守番させられる年齢を定めた法律はありませんが、子どもの安全のために十分、注意は必要です。

以上、マエタクに聞いてみよう、クリスマス特別編でした。