きょう1月10日は”110番の日”です。私たちの命と安全を守る”とりで”とも言える110番ですが、中には緊急性のない通報も数多くあります。いざというときの正しい使い方を山口県警察に聞きました。

山口県警本部8階に通信指令室があり、24時間365日、県内からの110番通報を受けています。

2025年は1年間で8万7405件を受理しました。このうち、4分の1の約2万2300件が、緊急性のない通報でした。

山口県警通信指令課 餅山稔浩次長
「『車にチェーンを装着したいのですが、付け方がわからないので警察官に教えてほしい』といったものですとか『動物を保護したのですが、どのようにしたらよいでしょうか』というもの、『引っ越しをしたので車庫証明の取り方を教えてほしい』というものがありました」

警察庁によると、全国では「車のバック駐車をするために誘導してください」「近くでやっている祭りの太鼓の音がうるさい」など、本来の役割とはかけ離れた通報もあるといいます。

110番は、事件や事故の発生を素早く伝えるための緊急ダイヤルです。不要不急の通報で回線がふさがっていた場合、緊急性が求められる出来事に対応できず、現場への到着も遅れることになります。

餅山次長
「緊急性のない相談ですとか要望については警察相談専用電話『#9110』をご利用いただくか、近くの警察署に連絡をいただくようにお願いしたいと思います」

事件や事故に遭ったときや危険があるときは、迷わず110番に通報してください。
適正に使い分けることがまちの安全につながります。