国民民主党の玉木雄一郎代表が13日、山口市で街頭演説を行い、国民民主党の玉木代表は自公連立解消後について「誰と組むとか、どこにくっつくということが見通せない時代だからこそ、どういう基準で一つ一つ判断をしていくかが大事になってる。政策本位で判断しようということ」と、政策自体を判断基準としていることを述べました。

「国民皆さんにとっていいことを進めるんだったら協力します」と公明党との協力についての可能性を認めました。その一方でガソリン税の暫定税率廃止や、いわゆる「年収の壁」の178万円への引き上げへの努力の2点について「連立うんぬんの前に、まず結んだ約束をちゃんと果たしてください」と述べ、協力についての条件を示しました。一方で「これまでと同じように中途半端で終わったり、約束を反故にすることがあれば、当然信頼関係も生まれませんから、協力もできない」と協力についての厳格さを強調しました。

総理候補とされていることについて「ありがたい、身の引き締まる思い。内閣総理大臣を務める覚悟はある」としながら、政策の一致、特に安全保障について「1ミリの揺らぎも許されない」として政策の完全な一致を求めました。

今後の見通しについては「わかりません」としながら、今週から与野党各党と協議するとしました。