山口県宇部市の園児が今年5月、アサガオの種をまきました。交通安全の願いが込められたアサガオは大きく成長し17日、種を収穫しました。

宇部警察署に植えられたアサガオ。今年5月に神原保育園の園児らが種をまき、きれいな花を咲かせました。

9年前に交通事故で亡くなった当時小学1年生の高田謙真くんが大切に育てていたアサガオの種をつないだもので、「交通安全のシンボル」として全国各地に広がっています。

園児らは種を収穫したり、押し花にするために花を摘み取ったりしました。

宇部警察署 梶山拓也交通官
「園児たちの思いを種に込めて皆さんにお渡ししますので、交通安全の思いが広がっていけばいいなと思っています」

収穫したアサガオの種は、市内の保育園やボランティア団体などに配られる予定です。