地域の伝統文化を受け継いでいきます。山口県光市の4つの小学校が統合して誕生した大和小学校で5日、統合前の学校で行われてきた神舞などの発表会がありました。
大和小学校は、今年4月に光市大和地域の4つの小学校が統合して誕生しました。統合前の各学校で行われていた伝統行事をどのように引き継いでいくのか課題になっていました。
今日の発表会では旧束荷小の「束荷神舞」と旧塩田小の「石城太鼓」が統合して初めて披露されました。
大和小では前の学校で経験のある児童と他の学校出身の児童が一緒になり7月に「束荷神舞クラブ」と「石城太鼓クラブ」を発足させました。3年から6年生のおよそ20人がそれぞれ参加しています。
児童たちは、夏休みに練習してきた成果を発揮していました。
石城太鼓クラブの児童
「難しいところもあるんですけど、難しいからこそできた時の達成感がすばらしいので、うれしかったです」
束荷神舞クラブの児童
「恥ずかしかったけど全力でできてうれしかったです。もっとたくさんの人にやってもらいたいです」
大和小 吉田哲朗 校長
「すべてを生かすことはできないですが、この地域それぞれがこだわりをもっている取り組みはぜひ生かしていこうということで、今のところその方向で動き始めているところです」
秋の文化祭でも神舞や太鼓を披露することにしています。