多世代が楽しめるイベントも
百十カフェ店長・長谷歌子さん
「肉うどん、了解です」
カフェの店長は長谷さんの妻、長谷歌子さんです。接客やスタッフのサポートを行います。もともと保健師だった歌子さん。カフェの経営は初めてで、最初は手探りだったといいます。

長谷歌子さん
「どこに向かう?みたいな感じだったんです、最初は本当に。なのでとりあえず落ち着くまでは広げるだけ広げて、落ち着くところに落ち着くかなというような思いもあります」
通常のカフェ営業だけでなく、子どもが楽しめるイベントや、フルートなどの楽器演奏、耳つぼマッサージなど盛りだくさんです。

長谷歌子さん
「カフェをやっていくなかでいろいろな横のつながりができてきて、つながりのなかでもし良かったらここでイベントしてもらえませんかとか、スタッフの得意なことをイベントにしたりとか、そういったことがだんだんと増えてきたような感じですね」
医療福祉の専門家が健康をサポート
カフェでは、健康づくりの取り組みも多く取り入れています。「認知症カフェ」では認知症の患者や家族、興味のある人が集まり、情報交換などを行います。

長谷歌子さん
「百十カフェで月に1回と、NPOの事務所で1回開催して、情報をもらえるからと来てくれたり、ただ単純におしゃべりが楽しいからといって来てくれたりとか」
医師の長谷さんや保健師が滞在する日もあり、健康に関して不安に思うことを気軽に相談できます。
「医療福祉系の専門職がいることが強みなので。ちょっと気になっていることでいつでも聞いてくださいねっていうのはやっていますし、得意なところです」