県の無形文化財、山口鷺流狂言を伝える保存会が結成70周年を迎え、記念行事の一環で能楽堂の見学会が開かれました。

山口市の野田神社にある能楽堂を地元の人などが訪れ、山口鷺流狂言保存会の解説を聞きながら見学しました。
鷺流狂言は明治期に家元が途絶え、以降は、町の人によって伝えられてきました。

保存会は今年、結成70周年で能や狂言に親しみ、興味を持ってもらおうと普段は入ることができない、舞台や舞台下を案内しました。

見学会に参加
「地下にかめがたくさん置いてあって、こういう仕組みで反響しているんだっていうのがわかったのが、すごい昔からの知恵なんだなと思って、楽しかったです」
山口鷺流狂言保存会 米本太郎さん
「私たちの役者としての思いっていうのも伝えながら話しましたので、狂言とか能に少しでも興味を持ってもらえたんじゃないかなと思っています」

保存会では10月27日に記念公演を予定しています。













