「ツバキを大切にしたい」思い広げる

ヤブツバキの再生についても説明しました。

越ヶ浜小学校の児童
「椿サミットで考えられた再生の仕方をもとに、活動は進められています。今はツバキを切ってそこから新しい芽が出るかを試しています」

ツバキの病気や新しい芽が出てきたことなども発表し、観光客は児童の説明を熱心に聞いていました。

越ヶ浜小学校の児童
「私たちはツバキを大切にしていきたいです。そのためにツバキの危機をみんなに知ってもらって、ツバキを大切にしたい気持ちを広めていきたいです」

群生林の現状を知ってもらうことで児童たちの思いも観光客に届いたようです。

島根県出雲市から
「すごく分かりやすくて歴史を知れてよかったです。ありがとうございます」

「椿まつり」で観光シーズン開幕

観光シーズンの幕開けを告げる「椿まつり」も始まりました。オープニングセレモニーでは、小学生4人が郷土芸能の「巫女の舞」を披露しました。家族連れなどが群生林を散策しながら花を眺めたり、案内人の説明を受けたりして、楽しんでいました。

島根県から
「ふだん見たことのない景色なのでびっくりしています」
長崎から
「ジブリの世界みたいだなと思いました」
東京から
「神秘的だよね、雰囲気がすごいですね」