トラブルの中…キャプテンが叫んだ「勝負いこう!」
去年の秋を思い出す展開。
ケガで出場できない山形中央・菊地キャプテンは声を張り上げます。

山形中央ラグビー部・菊地颯太 主将(3年)
「勝負いこう!こっから勝負!ナイスナイス!」
山形中央・日大山形合同は、最後まで踏ん張ります。
そしてノーサイド。

優勝決定戦は引き分けに終わりましたが、ここまでの得失点差で山形南・鶴岡工業合同が優勝。
山形中央・日大山形合同は惜しくも準優勝となりました。

山形中央ラグビー部・菊地颯太 主将(3年)
「互いに合同でやりたいこともうまくいかない中、しっかりトライまで行ってくれたり、ありがとうと言いたい」
日大山形の三浦キャプテンは、試合に出たからこそ、感じたことが。

日大山形ラグビー部・三浦楓也 主将(2年)
「もう少し体を張ってプレーしていけたらよかった。
(合同チームは)大変なこともあったが自分の成長には大切なものだったと思う」
試合を見つめた両校の監督は。

日大山形ラグビー部・清水崇宏 監督
「一生懸命走っているので試合に出てたくましくなったと思って見ていた。
試合に出場することが本来なら叶わなかった子どもたちの夢が実現するという意味で(合同チームは)意義があると感じる」
山形中央ラグビー部・佐藤大志 監督
「これからも合同チームという場面が出てくると思う。ルールとしてあることなので有意義な形で使い運用できればと思う」
大会に出たいという純粋な思いを叶える合同チーム。
試合でみせる選手たちのひたむきなプレーは、見ている人の胸を熱くしてくれました。
