続いては「やまがたStep!」のコーナーです。
今回は高校ラグビーの話題。
部員不足に悩みながらも、「試合に出たい!」という夢を叶えるため、合同チームを組み、山形県の頂点を目指す選手たちに密着しました。
花園出場28回の名門校が抱える“部員不足”

山形中央ラグビー部。
花園出場28回を誇る名門ですが、近年は部員不足に悩まされています。
試合をする15人が揃いません。

去年10月、花園出場をかけた県大会決勝戦。
控えがたった1人で臨んだ山形中央はけが人が出て選手が足りなくなり、花園出場を逃しました。


山形中央ラグビー部・菊地颯太 主将(3年)
「自分たちのしたいプレーができなくて、(去年は)一瞬で終わってしまった」
この春、1年生が6人入り部員は18人と、試合ができる人数は確保しました。
しかし。
山形中央ラグビー部・佐藤大志 監督
「けが人がいるということで実質14人での活動となっている」
実は菊地キャプテンをはじめ複数のケガ人が出ていて、またも試合ができない人数になっていました。

しかし、そんな高校生を救おうという動きが。
それが、複数のチームが手を組む「合同チーム」です。