竹の利用③ 竹からメンマを―

クラウドファンディングの返礼品にもなっている孟宗竹の「メンマ」の製造です。

和島経輔さん「その当時の(遊佐町の)企画課長に『和島君ちょっとメンマとか作ってみたら』とお話しいただいて、そうしたら思いのほか上手に出来て」

和島さんは、高さ1.5メートルから2メートルほどに育った孟宗竹の幼竹を燻製メンマにして瓶詰で販売しています。

さらに遊佐町内のラーメン店、1店にも和島さんが作ったメンマが提供されています。

中華そば 七郎・佐藤秀一さん「うちではね、お客様に食べていただくだけでその竹林再生に役にも立つんじゃないかという風にも若干は考えています」

トッピングで出されるメンマは幼竹の穂先部分、長さはおよそ20センチと長く、インパクト抜群です。
お客さんの評判も上々だということです。

中華そば 七郎・佐藤秀一さん「かなりの方がリピーターになっていただいて、毎回お願いされる方もいらっしゃいますから、やはり、おいしいと思っていただけるというところには自信がありますね」
Q,メンマが長くて大きいですね?
「見た目のインパクトとサービス的な所ですね。原価考えたらちょっと厳しいところあります。けどまあいいんじゃないかな」

放置され、人の手が入らなくなった竹林を新たな資源としてとらえ、竹林と畑の良い循環を作り出す。
和島さんの新たな視点で取り組む農業に注目です。

メンマ食べてみたいですし、町の名物になるといいですね。

竹チップを作る重機を購入するためのクラウドファウンディングですが、「キャンプファイヤー」というサイトで行っているということです。