業界ごとに異なる「値上げの壁」とは
価格転嫁の難易度は業界によって大きく異なることも見えてきました。
○小売業・・・「消費者が売り先なので、価格交渉をするわけにいかず、値上げも難しい」(飲食料品小売・秋田県)といった懸念から、販売先との価格交渉を実施できた割合は19.8%と極めて低くなっています。
○製造業・運輸業・・・価格交渉自体は比較的実施できている(製造業79.2%、運輸・倉庫57.1%)ものの、十分な転嫁には至らないケースが多く見られます。
○医療分野関連・・・「薬価や調剤報酬によって決まるため価格転嫁できない」(宮城県・医薬品小売)といった、制度構造上の理由で価格転嫁が困難な業界も存在します。







