■変異株「サブクレードK」とは

県健康福祉企画課 本間弘樹 薬務・感染症対策主幹「今主流なのが「A香港型(AH3型)」が率が高く検出されています」

県が今年9月1日から11月25日までに行った検査では42の検体のうち、およそ88パーセントが「A香港型(AH3型)」でした。

そして、このA香港型のウイルスが、今年の感染者の急増につながっている可能性があります。

国の調査では、A香港型の新しい変異株「サブクレードK」と呼ばれるウイルスが確認されています。

「サブクレードK」は、症状はこれまでのウイルスと変わらないものの感染が拡大するスピードが早い特徴があるということです。

国が行った調査では対象となった23株のうち22株がこの「サブクレードK」となっていて、県内でも置き変わりが進んでいる可能性があります。