山形県内でもインフルエンザが猛威を振るっています。流行が早期化している理由に「サブクレードK」と呼ばれる変異株がかかわっている可能性があります。

県内の状況や注意したい感染対策について話を聞きました。

県健康福祉企画課 本間弘樹 薬務・感染症対策主幹「今シーズンはいつもより1か月から2か月ほど早めに流行期がきています」

こちらはインフルエンザの感染者数について表したグラフです。青い線は昨年度を指します。

インフルエンザは例年1月ごろに流行のピークがきます。しかし、今年を示す赤色の線をみると今年は10月末から感染者が急増していることがわかります。

先週公表された感染者数は調査を始めた1999年以降で過去最多の数になりました。

きょう公表された最新のデータでは先週よりも感染者数は減って、県全体で2063人。一定点医療機関あたり52.90人となったものの依然として警報レベルとなっていて流行が続いています。