先週金曜日の夜、山形県川西町の住宅の敷地内で男性がクマに襲われ、左手の指を折るなどの大けがをしました。

クマがどのように襲いかかってきたのか、当時の状況を伺いました。

警察によりますと、先週金曜、25日の午後9時ごろ、川西町玉庭の住宅の敷地内でこの家に住む56歳の男性が体長およそ1メートルのクマ1頭に襲われました。

男性は、頭や手足をかまれ、薬指を骨折するなどの大けがをして入院中ですが、命に別状はないということです。

一部始終を目撃した男性の家族から当時の状況を聞きました。

被害にあった男性は、午後9時頃、自宅敷地内のとうもろこし畑で物音を聞いたそうです。

被害者の息子「この先に田んぼがあるので(父が)戻ってきたときにこの辺で物音がしてタヌキかなと思ったらクマで」

男性は畑から自宅まで走って逃げようとしましたが、クマが追いかけてきました。

被害者の息子「この辺りだったと思うんですが、(父が)足をかまれて転んでしまってそこに頭をかまれて払おうとして左手をかまれた」