大雨や台風による災害リスクが高まる時期を前に、きょう鶴岡市で、国土交通省による重要水防か所の合同巡視が行われました。

国土交通省酒田河川国道事務所が先月23日から進めている重要水防か所の合同巡視は、洪水時の災害を未然に防ぐための水防活動を迅速に行うために毎年、出水期を迎えるこの時期に行われています。

重要水防か所とは、洪水や河川のはん濫などが発生するおそれがある時に監視や水防活動を行なう必要がある堤防などの事です。

きょうは鶴岡市の赤川で合同巡視が行われ、市や地区の水防団などが参加し、以前は川で地盤が緩くなってる箇所や越水の可能性がある場所を確認したほか災害が起きた時の対応などを、共有しました。

国土交通省東北地方整備局 酒田河川国道事務所 河川管理課 猪熊茂 課長「関係機関と情報共有することで、速やかな水防活動が出来ると考えています。(有事の際は)事前にハザードマップを確認していただくこと、防災情報や自治体から発表される避難に関する行動を確認しながら、いざという時は躊躇なく避難していただくなど、自分の身を守る行動をとっていただくことが大事」

合同巡視はあすまで行われ、あすは三川町と酒田市内の赤川の重要水防か所を見て回るという事です。