株の投資などを口実に、山形県や福岡県など全国の男女から現金およそ1億9000万円をだましとった男の裁判の判決公判がきょう開かれました。
山形地方裁判所は男の犯行について、「相当巨額で結果が重大」と指摘し、懲役9年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、福岡県大牟田市の会社役員の男(51)です。

判決によりますと男は知人を介しLINEを通じて株式運用を持ちかけ、自身の名義の口座などに現金を振り込ませる手口で、2017年から4年以上に渡り山形県や福岡県など全国の男女11人から現金合わせておよそ1億9000万円をだまし取ったということです。
これまでの裁判で、男は起訴内容について「全て認めます。間違いありません」と
全面的に認めています。
