今後、医療や福祉にかかわる人のニーズは高まるとみられ、学習会ではより仕事の魅力を感じてもらおうと、医療器具を使った体験も行われました。

県立新庄病院 診療放射線技師 植木航大さん「いま側面の写真を撮ったけどそのままだと手が写っちゃうから手を上げてもらいました。なので正解!でもこっちも放射線が通って来ているからどっちも上げないといけない。画像を見て患者さんに
どう動いてもらうか指示するのが放射線技師です」

生徒は初めての経験に戸惑いながらも働く立場から医療の世界を知り、関心を深めていました。

こうした取り組みは17年前から行われていて、最上地方では就職した看護師のうち半分以上が県内出身者となっている病院もあるなど、地域の実情に合わせた医療の勉強会は実を結んでいるということです。
