山形県天童市で、温室ハウスで育てた超促成栽培のさくらんぼの初競りが行われ、今年は過去最高額で落札されました。

早朝、日の出前、天童青果市場では、毎年恒例の超促成栽培のさくらんぼの競りが行われました。目玉は桐箱の佐藤錦2Lサイズ500グラム。

この超促成栽培のさくらんぼは、天童市の花輪和雄さんがこの日に合わせて温室ハウスで育てたものです。

きょうはサイズ・量別に3種類の佐藤錦が競りにかけられました。

値がぐんぐん上がり、ついに。

「150万!150万円で、ジェイエイてんどうフーズさんです」

去年まで、4年連続で100万円で競り落とされていましたが、今年は150万円の値が付き、過去最高額での落札です。一粒あたりではおよそ2万2千円です。

ジェイエイてんどうフーズ・営業二課・萬年憲一課長「今年、山形フルーツ150周年という事で、今年一年良い年になってほしいという思いがこの値段に反映された」

そして、花輪さんのさくらんぼはけさ、東京の大田市場でも競りにかけられ、佐藤錦2Lサイズ500グラムが、過去最高だった去年を10万円上回り150万円で競り落とされたということです。