家族からはこんな意見が。

医療的ケア児の母親「医療的なものが備え付けられていない。行ったところでたぶん無理なんです」

山形市によりますと、福祉避難所には非常用電源が備わっている施設は複数あるといいますが、医療的ケアに必要な水や酸素などの物資については、各自で持っていくことになっています。

そのため、医療的ケア児の家族は避難時に荷物が増え、移動が困難になることが懸念されています。
    
福祉関係者「移動がスムーズにいけることも大事になってくるのかな。ご覧の通りに外出するだけで機械も荷物も多いのでこれに避難となるとまた荷物も増える。
荷物が多いと避難に時間がかかるし、リスクもあがってしまう」

移動にかかる時間が、子どもの命を脅かすことにつながりかねません。