■男が盗撮するようになった理由

裁判で検察側は、男が20代の頃からトイレを使う女性の姿に性的興奮を覚えるようになったと指摘しました。

また次のように、盗撮するに至った経緯を話しました。

男はトイレを使う女性の姿に性的興奮を覚え、好んでその類の映像を見るようになったといいます。

主にインターネット上の動画などを見ていたという男。しかし、ある時状況が一変します。

男が求める類の動画が、見られなくなったというのです。

インターネット上で好みの動画を見つけられなくなった男は、あることを思いつきます。

それが、ないなら自分で撮ろう、というもの。

こうして男は盗撮をしてしまったのだといいます。※取材による発言要旨

検察は男の犯行であると示す内容として、コンビニの防犯カメラに男が映っていたことや、使用したカメラのSDカードに盗撮した映像が残っていることなどを指摘しました。

また、取り調べの中に男は「トイレを使う女性を正面から撮影できる位置にカメラを設置し、養生テープで固定していた」と述べているということです。