きょうの初公判で2人は起訴内容を認め、弁護側は事実関係については争わないとしました。

被告人質問で土木会社の代表取締役の男は、自身の会社の売り上げが減っている焦りなどから工事を落札したいと思い、県住宅供給公社の職員の男に秘密事項を聞いてしまったと話しました。

検察は、2人が常日頃からゴルフや会食を重ねるような関係であったことに触れ、「不適切な関係を続けたことは悪質で、刑事的責任は重い」などとして、県住宅供給公社の職員の男に懲役1年6か月、土木会社の代表取締役の男に懲役1年を求刑しました。