今月4日、酒田市で空き家の車庫部分が倒壊しました。20年以上、人が暮らしていなかったということです。

深刻化している空き家問題。県内の状況を聞きました。

今月4日、酒田市で空き家の車庫部分が倒壊しました。瓦礫が道路をふさぎ、一時通行止めとなりました。

この建物はおよそ20年間、空き家だったということです。

5年ごとに住宅の数や状況などを調べる国の調査では、県内の空き家は2023年におよそ6万2000戸で過去最多となりました。

深刻化している空き家の問題について県の担当者に聞くと。

県建築住宅課 星川辰也 企画専門員「基本的にはきちんと管理をして適正な状態に保つことが重要だが、所有者が特定できなかったり、子世代孫世代が相続したけれども県内に住んでいないとかで、きちんと管理できない状況が起こってしまっている」