富山県内で17年ぶりに開催となった全国高校スキー大会が、11日、5日間の熱戦を終えました。県勢は女子がけん引し入賞ラッシュとなりました。

富山市と南砺市で開催され熱戦の5日間となった全国高校スキー大会。

10日行われたジャンプとクロスカントリーで競う男子ノルディックコンバインドには県内唯一の出場となった雄山高校3年の坂大芳輝選手。

会場アナウンス:「73.5mです」

前半のジャンプは73.5mの飛距離で表彰圏内の3位につけます。

トップと26秒差の3位でスタートした後半は得意のクロスカントリー。最後まで力強く雪の上を滑り表彰台を狙いましたが折からの悪天候もあり残念ながら順位を1つ下げフィニッシュ。

それでも県勢たった一人の出場で4位入賞となりました。

坂大選手:「率直に言えば悔しいです、体もすごく後半まで動いていたんですけど、やっぱり天気が変わってきちゃったので、板の滑りも変わっちゃって、あともうちょっとで前の人食えそうだってんですけど、悔しいですね」

一方、男子スラロームには魚津工業2年の浦海斗(うら・かいと)選手が出場。浦選手はスキーのアルペン競技を本業に置きながらも夏は魚津工業ラグビー部として花園出場を目指す二刀流アスリートです。

去年のインターハイでは得意のスラロームでまさかの途中棄権に。この悔しさをバネにこの大会は10位入賞を目標に掲げてきました。

1本目を終えた浦選手の元へ駆け寄ったのは魚津工業高校のラグビー部員18人です。

声援:「浦、頑張れー」

仲間からのエールに浦選手も自然と笑みがこぼれます。

そして勝負の二本目。

目標の10位以内には届かず24位でしたが、今後に向けての手ごたえを感じたようです。

浦選手:「一本目はそこそこ良かったんですけど、2本目自分の思ったタイム出せなかったんでちょっと悔しいです。」「トップ10入れるよう目指していたんですけど、24位で去年の時よりは全然上がっているんですけど、もうちょいいけたかなと思いました」

きのうの最終日にはアルペン競技の女子スラロームが行われ、県勢3人が出場。注目は大会3日目のジャイアントスラロームで4位入賞を果たした富山第一高校1年の上野香晴選手。

一本目は…攻めきれなかったことで思うようにタイムが伸びず全体10位に留まります。

続く2本目は逆転で表彰台を目指しましたが、コース序盤で転倒しまさかのコースアウトという結果に。

上野選手:「滑っているときも声援が聞こえて。次こそは優勝できるように練習頑張ります」

大会最終日のその他の結果です。クロスカントリーリレーには県勢から男女ともに南砺平高校が出場しました。女子は大瀬千恵美選手、山崎彩羽選手三宅優衣選手の3人が5位入賞。男子は11位で入賞とはなりませんでした。