地震の影響で閉館していた富山市ガラス美術館は館内整理のめどがたったとして、今月15日月曜から再開すると11日発表しました。20日土曜に予定していた関連イベントは当初の予定通り開催します。
富山市ガラス美術館は富山市西町にある複合施設「TOYOAMAキラリ」に入居していて、2階から6階に展示コーナーやショップなどがあります。
美術館によりますと、作品を展示しているエリアは免震構造になっていて、6階のグラス・アート・ガーデンや、今月28日までの展示会「宮永愛子 詩を包む」の作品に影響はありませんでした。
ただ断熱材の一部がはがれたり、免震構造ではないエリアの収蔵作品の数点が転倒、破損したということです。
美術館は、はがれた断熱材を補修するなど館内整理のめどがたったとして、今月15日月曜から展示を再開すると発表しました。
また、今月20日土曜に2階ロビーで予定していた「宮永愛子 詩を包む」関連イベントは当初の予定通り開催するということです。
同じく「TOYAMAキラリ」に入居している「富山市立図書館本館」は再開しておらず、ガラス美術館の開館後は各階の図書館エリアをパーテーションで区切り、今月下旬か来月上旬の再開を目指します。
