メジャーリーガーの大谷翔平選手が全国の小学校にプレゼントすると発表していた野球グローブが全国の小学校に届き始めています。クリスマスの25日は富山県内でも続々と届きましたが、すでに終業式を終えていて、学校で受け取った先生たちは、グローブに手を通すのをぐっと我慢です。

富山県の上市町にある小学校に届いたのは、メジャーリーガーの大谷翔平選手から贈られた野球用のグローブ。校長が届いたダンボールの箱を丁寧にあけると、グローブが…。丁寧に取り出すと、周りでみていた教職員たちに回して、みんなグローブに書かれた大谷選手のサインをじっくりと眺めていました。ただ、グローブに手を入れるのは、子どもたち。先生たちはぐっと我慢していました。

グローブには大谷選手の写真とともに「野球しようぜ!」というメッセージも添えられています。
大谷選手は、全国すべての小学校に右利き用2つと左利き用1つの3つをセットにして、計約6万個のグローブを贈ることを自身のSNSで発表していました。

富山県内で25日にグローブが届いたのは、15市町村のうち上市町、立山町、砺波市、小矢部市、黒部市で、各市教委によりますと、早いところで26日にも各小学校に配るということです。ただ学校はすでに冬休みになっていて、各学校の判断で今後3学期の始業式に合わせたお披露目会などが企画されるということです。

大谷選手からのグローブのプレゼントは来年3月20日までに全国各地の小学校に届けられる予定です。