1日2時間しか寝られず体重が6キロ減った
森田被告は犯行時、妻子がいたにも関わらず、離婚歴があるなどと偽って、マッチングアプリで女性と接触していました。「不倫をする相手を見つける目的で」マッチングアプリを利用していたといいます。
一方、女性は独身で、結婚相手を探すためにマッチングアプリを利用していました。
女性は事件後、全治不明のPTSD=心的外傷後ストレス障害を発症し、人がいるところに行けなくなったといいます。
公衆トイレも知人がいっしょでないと行けないそうです。
被害に遭った女性の心情:「毎週通院している。20年近く働いた職場も出社できなくなり、人生の生きがいだった仕事ができなくなった。1日2時間ほどしか寝られず、事件後に体重が6キロ減った。毎日先が見えない不安におそわれている」
続いて検察側の論告が行われました。
検察側は森田被告の犯行について「卑劣かつ危険で悪質な犯行である」と指摘しました。