障害者アートの魅力をもっと知ってもらいたいと、富山市の印刷会社が富山県内の知的障害のあるアーティストの作品を、自社のカレンダーに採用しました。

障害のある人たちの作品を卓上カレンダーに採用したのは、富山市の印刷会社「チューエツ」です。

カレンダーには、高岡市の障害者アート支援工房「ココペリ」で活動する12人のアーティストたちの作品が使われていて、きのう、山影有三社長から「ココペリ」の米田昌功代表へ完成したカレンダーの一部が贈られました。

チューエツでは、県の広報誌の制作・印刷を請け負っていて、その取材でココペリの活動を知り、作品の魅力をもっと広めたいとカレンダーに採用したということです。

ココペリの米田代表は、「今回の取り組みは彼らの人間的な魅力が社会に浸透していく大きなきっかけになるのでは」と期待を寄せていました。

レンダーは2700部製作され、チューエツの全国の取引先に配られます。