熱暴走に爆発 対処法は?

井岡さんによりますと、車内への置きっぱなしにする以外にも、この時期はスマホ熱中症に注意が必要だと警報を鳴らします。

ドコモショップ上飯野店 井岡健一店長:「充電やカメラの使用、動画を視聴すると、内部から熱が発生するので、35℃以上の環境でそれを行うと、内部の熱と外部の熱が同時に発生してスマホ熱中症になる可能性がより高まる」

スマホには適正な使用温度が定められていて一般的に0℃から35℃までが推奨されています。この温度を超えた環境下でスマホを使用すると動作が重くなったり電池の劣化が進行したりするおそれがあるというのです。

実際にこの時期、ポケットの中でスマホのカメラが誤操作で起動してしまい「熱っ」と感じた経験ありませんか。

熱暴走に加え、爆発や発火のおそれもあるスマホ熱中症。対策は高温な場所を避けるしかありませんが、もし正常な動作が行われなくなった場合の対処の方法は…

ドコモショップ上飯野店 井岡健一店長:「これは本体を冷ますしか方法はないので、冷めるまで置いておくとか、いまだとハンディ―ファンとか携帯用の扇風機とかで冷ましていただくのも一定の効果があると思います」

井岡さんによりますと冷蔵庫や保冷剤などで急激に冷やしてしまうと、スマホの内部が結露して故障してしまう可能性があり、熱をゆっくりと逃がすことが重要だということです。

夏は始まったばかり。まずスマホを車内に置きっぱなしにするのは避けたほうがよさそうです。