中谷君この絵は？…ゴッホの自画像！

清河さんの教室に通い始めた頃は色鉛筆を使っていましたが、清河さんが画材を工夫して発色のいいオイルパステルで描き始めてからは、持ち前の色彩センスが発揮されて絵はどんどんダイナミックにー。

清河恵美さん：「すぐに次はこの色、この色って思わないでよく考えてる。いいかな、いいかなって」

「ビエンナーレTOYAMA」は、県内アーティストたちの自由な表現が集まる現代アートの最前線です。

中谷さんが描いた謎めいた男の肖像画は「Mr.G」と名付けられました。

清河恵美さん：「とにかく色がちょっと普通じゃ描けない。すごい色のセンスですね」

お客さん：
「パッと目を引くのですごい素敵です」
「あんまり見ない色選びというか、見てて楽しくなる作品です」

「ビエンナーレTOYAMA」の初日。中谷さんが清河さんと一緒に展示を見にやってきました。

中谷稔さん：「見てみてほら、中谷君の」
記者：「見られてどうですか」
中谷さん：「いいよ、いいじゃない」

中谷さんは作家が作品への思いを披露する「ギャラリートーク」も初体験。

清河さん：「中谷くん、この絵は誰の絵?」
中谷稔さん：「ゴッホ」
清河さん：「ゴッホの自画像を見て、描いてるんです」