あいの風とやま鉄道の2022年度の決算は補助金などの収入により最終的に1100万円の黒字となりました。

22日のあいの風鉄道利用促進協議会で報告された2022年度の運賃収入は定期外の収益が特に伸び、25億4700万円と前年度より18.6パーセント増えました。

一方、営業損益は2億3200万円の赤字でしたが富山県の経営安定基金からの補助などにより最終的には1100万円の黒字となりました。

ただ運賃収入、利用者数ともコロナ前の水準と比べると依然、1割ほど下回っています。

今後、協議会ではコスト対策、そして環境に配慮したモーターや運転台を装備しない中間車両を2025年度末から導入したいとしています。