今月9日、富山市で起きた山林火災の焼け跡から見つかった遺体は、ふもとに住む無職の77歳の男性であることがわかりました。

この火事は、9日午後0時36分ごろ、富山県富山市大山布目の山林で起きたもので、小屋2棟と周囲の枯れ草などあわせて約3200平方メートルが焼け、身元不明の遺体が見つかったものです。
その後の調べで、見つかった遺体はふもとの富山市津羽見に住む無職、森田友雄さん(77)と判明しました。警察によりますと、森田さんの遺体は小屋から約10メートルほど離れた場所にあったということです。
現場は小屋2棟と付近の枯れ草の広い範囲が燃えていて、いまだ火元の特定には至っていません。
警察は焼けた小屋と森田さんとの関連を調べるとともに、引き続き火事の原因について捜査しています。











