卒業式のシーズンを迎えていますが着る機会がなくなってしまう学生服はどうなるのでしょうか。学生服も値上がりし新生活を迎えるにあたって経済的な負担になる一面もあり再利用する取り組みが広がっています。ただ、まだまだ回収率が低いため必要なサイズを提供できない課題もあるようです。
リユースラボ:
「こちらの下の段が、小学生の標準的な上着。工業高校だと作業着なんかも届いています」


滑川市に先月2日、オープンした「リユースラボ」。

こちらのお店では、学生服や体操服を回収し、メンテナンスを施して安いものでは新品の10分の1の価格で販売しています。

店主は猶原友紀子さんです。
リユースラボ 猶原友紀子さん:
「そのまま販売するのではなくて、しっかりとほつれを直したり、クリーニングに出したりとか直せるところを直したりするとよみがえってくるので、そしたら全然きれいな状態になってくるので、リユースに対する見方も変わってくるし、需要が増えて来たんじゃないかなと」



猶原さんは、制服リユースの店舗が、県東部エリアにはないことからこの事業をスタート。これまでに、およそ100点の購入がありました。


着ることがなくなった制服などは、県東部12か所に回収ボックスを設置して集めています。
