富山県の宇奈月温泉の開湯100周年を記念し、温泉水でつくる日本酒の完成が間近です。

富山県黒部市の酒造会社「銀盤」と「皇国晴」が宇奈月温泉開湯100周年を記念し、おかみたちと取り組む日本酒造りプロジェクト。7日は試作品が完成し、試飲会が開かれました。

皇国晴酒造 岩瀬新吾 社長:「うちの水で作ったのと温泉水でやったのを比べてみると、ちょっとねっとりでもないですけど、しっとりしたような感じはします」

日本酒は、それぞれ温泉水を使用しているため、普段の日本酒よりもまろやかに仕上がっているということです。

「私もう無いんだけど」「おかわりしたいんだけど」「もらいに行きます」

完成度の高さにおかわりする人も続出。

「すみません。幸せでございます。それくらいおいしいです」

「銀盤の方がキリッとしていました。皇国晴はとろっとしていました」

日本酒造りプロジェクト発起人 
中島ルミ子さん:
「おいしいお酒を召し上がった方が、色んな方に宇奈月良かったよって広めていただく。そういうお酒になればいいなと思っています。おかみプロデュースのお酒というのを色んな全国各地でPRしていきたいと思っています」

宇奈月温泉開湯100周年を記念した日本酒は4月中に完成し、県内外の酒屋や飲食店などでの販売を目指すということです。